【留学初心者必見】ホームステイで失敗しないための2つのポイント

こんにちは!ふじこです。
20代でオーストラリア、イギリス、ニュージーランドの3カ国に留学経験済。
国際結婚を経て子供が高校生と中学生。
去年は高校生の娘のがトビタテ留学を経験したところです。

初めて留学すると決めたときはワクワクと色んな不安がまじりあいますね。
その中でも毎日の生活に大きな影響を与える”ホームステイ先”選びは慎重に選ばないと後悔するばかりか、ホームシックになってしまう可能性もあります。

とはいえ、ホームステイ先選びに失敗なんてあるの?と疑問に思われる方も多いかと思います。

ふじこ

そもそもホームステイって何なの?

ホームステイを選びを失敗するとどうなってしまうのか(ふじこの失敗談)、そしてその失敗経験から学ぶ、ホームステイ先選びで失敗しない方法をご紹介していきます。

・初めて留学する

・ホームステイ先に悩んでいる

・楽しく留学生活を送りたい

という方はぜひ最後までご覧ください。

目次

1.ホームステイとは?

ホームステイは、留学期間中に「ホストファミリーの家でお世話になって生活をともにする」ということです。

ホームステイと聞くと家族の中で生活するイメージですが、必ずしもお子さんがいるご家庭にステイするわけではなく、実際は若いカップルのところや1人暮らしのところといった様々な家庭環境の違いがあります。

ホームステイには1日2食付きのハーフボードと、1日3食付きのフルボードといったプランがあり3食付きの場合はお弁当を渡されます。
もしくはベーカリー等で購入したものとビスケットやフルーツを渡されます。

留学先の学校でランチを購入できない場合はフルボードプランが多いですし、未成年の場合はフルボードプランが義務となっているシステムもあるので注意です。
他にもROOM ONLYで部屋のみの提供といったシェアハウスなどもあります。

こあらん

ホームステイといってもプランも様々…費用はもちろん重要なのですが、留学先での生活が大きく変わってきますので内容もしっかりと考えてホームステイ先を選びましょう!

2.ホームステイで失敗したこと

ホームステイの失敗なんてそもそもどんな失敗があるのか?
ここでは、実際に留学経験者ふじこと娘のS子のホームステイ先での失敗談をさくっとご紹介します。


2-1.家族じゃなかった

まず様々な家庭環境のところでホームステイすることになります。
一般的なホームステイというと優しいホームステイマザーが毎朝美味しいご飯を作ってくれて、学校の相談にも乗ってくれて…といった想像をする方もいるかもしれません。

ふじこ

実際ふじこの場合は全く違ったんです…

お子さんもペットもいないご家庭を選んでしまったのが第一の失敗でした。

あくまでもふじこのケースですが、1回目のイギリスではかなり年老いたおばあさんの一人暮らしだったので車も勿論なく、週末に一緒に出掛けたり、スーパーに行ったり、といったことは全くなかったです。

お子さんのいる家庭であれば週末は家族でお出かけして、学校では学べない楽しさや色んな状況での英語のコミュニケーションを満喫できたのではないかな?と思っています。

仲の良いファミリーだと2番目の家族として留学後もずっとお付き合いできますね

また、ホームステイ3回目のニュージーランドでは若いカップルのお住まいにホームステイでした。
ホームステイ先のカップルは分かりやすいほどお金目的だったので、とてもビジネスライク。

ふじこ

会話もなく食事は全て冷凍(たまにビーフパイだけ)…
ただ住むだけの環境ならホームステイにしなくても寮やシェアハウスの方がよかったかも?と勿体なく感じました。

現地に行くまで詳しい情報が分からなかったんですね、その頃はそれがベーシックで。

2-2.学校からの距離が遠すぎた

ホームステイ先で失敗したこと2つめは、学校からかなり遠いところにホームステイしてしまったことです。

学校までの距離が遠いのでとにかく交通費がかかります。通学時間もかなり取られてしまうので、帰ってくるときにはヘトヘトになってしまっていました。

何番のバスに乗り、地下鉄に乗る…慣れるしかないですがたどり着くまで不安です。

せっかくの楽しい留学期間なのに交通費は高いし(特に今は円の価値が低い)往復の時間を通学に費やすのは非常にもったいないなかったと思います。

ふじこ

今から思えばその時ホームステイ先を選ぶ基準というものが分からず、エージェントに全てお任せ状態だったのが良くないポイントだったなー、ほんと失敗でした。
ちゃんと調べて自分のリクエストは妥協せずにお伝えしておくべきでした。

ホームステイ先を選ぶときはわからないからといって全ておまかせにするのではなく、留学先の学校とホームステイ先の距離、乗り換えの回数、家族の背景くらいはご自身でも調べておいた方が後悔がなく済みそうです。

2-3.放置された

海外で独りぼっちはさすがにつらい…

娘S子のホームステイの失敗談としては、ホームステイ先のご家族に放置された失敗談あります。
ふじこの娘S子のホームステイ先には、同じ学校に通う同級生(16歳)がいました。

学校では友達もできて問題なく過ごせていたようですが、ホームステイ先ではその娘さんがフィギュアスケートのアスリートで早朝や放課後のレッスンが忙しく、お母さんも送迎で付き添うので誰も家にいない…
家ではずっと一人放置されていました。

娘S子

ずっと自室でひたすらNETFLIXを観るだけの3週間…これはこれで私は日本で観れない番組を楽しめるからその点は嬉しいけど、さすがにいつもひとりぼっちは少し寂しいな…。

初めての留学でワクワクしていただけに気の毒でした。

せっかくの貴重な時間が一人だと寂しい…


日本食も一緒に作ろうと沢山持参しましたが「忙しいからまた」。
お抹茶のお点前を家族に披露したかったけど、それも「今は忙しいから、またにしてね」とずっと断られて、なんだかもう壁がすごくて関わることをあきらめてしまったようです。

HSマザー

今日は忙しいからまたにしてくれる?
多分明日もずっと忙しいけど…

失敗のないように日本を発つ前にもメールでやり取りをしていて、あちらのお母さんからは
「私は料理好きだから一緒にご飯作ろうね、日本食も作り方教えてね」
と書いてあったんですが「それはいったい誰の事?」と思うほどキッチンに近寄らせてもらえなかった。
食器を洗おうとしても「それは旦那さんの役目だから触ってはいけないの、置いといてね」と。

とにかく忙しい、が理由で色んなことを断られたので

ふじこ

「そんなに忙しいならホームステイの生徒を取らなければいいのに…」せっかくの留学が自室に引きこもってばかりだなんて悲しすぎる…ちゃんと出発前にやり取りしていたのに…

と思う気持ちもありましたが、16歳のS子はポジティブな性格なので全てを受け入れ、日本と海外の家庭の違いをありありと理解したようです。
留学から戻ると日本では忙しくなるので、ゆっくりと日本では見れない海外ドラマを堪能していました…

家族のカタチもそれぞれ…

同世代のお子さんがいるようなホームステイ先では和やかな交流もあるようですが、家庭の事情がそれぞれ違うので、必ずしもフレンドリーに接してくれるようなホームステイ先ばかりではないことを娘の留学経験でも経験しました。
お母さんはフルタイムで学校の先生、お父さんはエンジニアで勿論昼間は不在。

週末は家族で別荘購入予定の物件を見に行くとかで家にみんないない…

なかなか時間を共にすることは難しいご家庭でした。

こあらん

こればかりはご縁なのかもしれないね

S子の留学についてはトビタテ留学で留学したので、また別記事で詳細を載せますね。
是非そちらも参考にしていただければと思います。

3.ホームステイで失敗しないための2つのポイント

3-1.ホームステイ先は学校に近いところを選ぶ 

ホームステイ先を選ぶときは自分がどこの学校に通うのか、そしてその近くにホームステイ先がないのかをエージェントに確認してもらいましょう。

ふじこ

ただでさえ留学はかなりのお金がかかります。


また海外での経験が少ないお子さんがバスを乗り継いで学校に通うのは慣れるまでも大変ですし、不安です。そして交通費の面でも負担になります
ホームステイ先は近いところを選び、交通費の負担を抑えられるホームステイ先を選びましょう。

著:留学ジャーナル, 著:加藤ゆかり
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3-2.ホームステイ先の家族構成を調べておく

エージェント、もしくは学校の留学担当からホームステイ先の候補の連絡があったら
ホームステイ先の家族構成を可能な限り教えてもらいましょう。

例えば女子高生のお子さんが留学するとなった際に、ホームステイ先のご家族に同世代の男性がいると、同じ屋根の下で共同生活を送ることに不安が残ります。
娘のS子の時もそうでした。

大学生のお兄さんがおられました(実際お兄さんは体調不良でほぼ自室に引きこもっておられましたが)部屋が隣だと聞いて、お兄さんはどのようなお人柄でどんな行動パターンなのか、頻繁にS子に質問していました。

家族構成やその背景の把握はとても大切


NZでの留学の際、私のクラスメイトがホームステイ先の息子さんに気に入られ過ぎてしまい、しつこく関わってくるのでちょっと困り顔でした。

当たり前ですが日本人男性とは国民性も性格も違い、積極的にコミュニケーションを取ってきますのでNOをはっきり口することも大切です。
空気を読む文化はないということを肝に銘じておきましょう!

そしてお部屋にお風呂がつくのは主寝室がメインで、めったにホームステイの部屋にバスやトイレはついてないのが普通ですから、このあたりも朝にシャワーを浴びるのが習慣の国ですので使用する順番なども気をつけておきたいですね。

ふじこ

私は夜にバスタブに入りたい人でしたが各国の水事情も様々ですし、特に水不足の時はバスタブ使用NGだったり、シャワーも5分と決められている州もあるので最初に確認しておきましょう!

大抵のおうちはトイレと洗面とバスタブが同じスペースにありますし、まず便座は日本のように温かくはないです…


ホームステイ=みんな良い人たちという考えはお勧めできないので、少しだけ危機管理能力を高めておくことをお勧めします。

 ステイ先の家族の皆さんがどのような日常を送っているのか、留学する日本人と積極的に交流してくれるような家族なのか、そのあたりをしっかりとヒアリングして最終決定にしましょう。
そうすることで、快適な留学生活を送ることができます。

まとめ:留学で失敗しないためにもホームステイ先探しは慎重に

今回はホームステイで失敗しないための方法を解説してきました。

ホームステイ先選びで失敗しないポイントは以下の通りです。

・学校に近いホームステイ先を選ぶ

・家族構成を事前に調べておく

上記の内容を知った上で、ホームステイ先を選べば留学の後悔を減らすことができます。

下調べは慎重に!

留学初心者だとエージェントがおすすめするホームステイ先をランダム選んでしまうことはよくあること。
ですが、それではせっかくの留学が台無しになってしまう可能性もあります。
エージェントに全てを任せるのではなく、自分で留学経験のある先輩や友人にも相談しリサーチしてからホームステイ先を選びましょう。

そして、もしホームステイ開始後も不満があるときは滞在途中でのチェンジが可能です!
この点は日本人には難易度が高いかもしれませんが、せっかくの留学ライフが辛い我慢で嫌な思い出にならないようにはっきりと意思表示する事をお勧めします。
ホームステイで失敗しないことで英語能力が上がるだけではなく、留学先での素晴らしい体験にも繋がります。

ふじこ

別記事では実際経験したイギリス編、オーストラリア編、ニュージーランド編のホームステイ体験談を綴っておりますので是非そちらも参考にしてくださいね。

そしてふじこの失敗談をもとに最高の留学経験を送ってくださいませ!

全ては経験ですし、海外から見る日本のことがきっと好きになりますよ。
応援しています!

以上ふじこでした!

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