
こちらの記事はオーストラリア、ケアンズでのホームステイ&語学学校について。
イギリスやニュージーランドとはまた違ったオーストラリア・ケアンズならではの留学コースを体験したふじこからの情報です。
この記事ではオーストラリアの中でも特にゆったり&のんびりな街ケアンズの魅力と、
知っておいてほしい情報をお届けします。
ケアンズに留学したい&ホームステイを考えている方向けに、ふじこの経験からケアンズでの学校生活や、
ホームステイ、ケアンズ滞在で実際に役立つ情報をお伝えしています。
ケアンズならではの留学コース!
スキューバ―ライセンス同時取得コース
なぜオーストラリアのケアンズでの留学を決めたのか?
ケアンズでの留学を決めた一番の理由が
語学学校の授業のカリキュラムにスキューバダイビングの資格が一緒に取れる!というところ。

スキューバの資格も同時に取れるだなんて、な~んてお気軽でお手軽なプランなの~♥とにんまり!即スキューバライセンスの資格取得可能な学校をエージェントから申し込みました!


ケアンズでPADIのアドバンスドライセンスまで取っておけば滞在中即グレートバリアリーフで潜れる!というふじこにはベストの選択でした。
ですがガッツリ英語の勉強をしたい方はスキューバ等のアクティビティは省いてノーマルなシステムの学校を選択すべきですね。
短期間でライセンス取得もできて学校生活も楽しめたので私はこのコースで良かったと思っています。
もちろん日本人インストラクターも常駐しておりますので言葉の面でも安心ですし、使っている教科書も日本語でした。


ライセンス取得ではなくてもGBRでのアクティビティ、体験ダイビングなども参加できるのでケアンズに行かれる際には是非!
学校でこのコースに通う生徒も多く、免許を取った時にはみんなで(インストラクターさんも込みで)お祝いしました。


この時のグループはとても仲が良くて日本に戻ってからでも沖縄へ潜りに行ったり、ずっとお付き合いが続いていて、何度かケアンズに戻った際にも一緒にナイトダイブに行ったり、とご縁が今もつながっています。


スイス人の多さにびっくり!


学校では日本人も3割ほどいましたが、とにかくスイス人が多く(実際ホームステイもスイスイタリアンの女の子と時間を共にしてました)スイスの国がスイスフレンチとスイスイタリアン、スイスジャーマン、ロマンシュ語の4つに分類されることはこの時に知りました。
スイス国内でも6割はスイスジャーマンのようで、なおかつ公用語が英語なのでベーシックが出来ている。だからスイス人はたいてい上位のアドヴァンスクラスに多く在籍。
彼らは同じスイス国籍でも微妙に言語が違い、意思の疎通は英語。
それを目の前で見たときはかなり衝撃的でした!


同じ家にホームステイしていたアンドレアちゃんには喉を鳴らしながら口にする単語Chuchichäschtliを私に言わせたいようで、何度も発音させられました。
スイス人と会話をしていると、いつか言わされますね、この単語。
スイスジャーマンを話す人からこの言葉を口にしてみてーとお願いする人は実に多いです。
なぜ言わせたがるのか?
ただ単に発音が難しいからなんですけどね。
彼らからすると外国の人が発音するとどんな感じになるのか、つい聞いてみたくなってしまうそうです。
余談ですが…“Chuchichäschtli”という言葉にはスイスドイツ語らしい“ch”音が3つも含まれていますが、この“ch”がなかなかの曲者で「クッキキャシュリ」もしくは「コヒカシリ?」と言いたくなりますが、“ch”は「ク」と発音するのではなく、ドイツ語の言葉「Ach!」の“ch”音をよりワイルドに発音します。
フランス語でよく使う喉の入り口付近で発音するイメージです。
日本語にはない音ですが、今になって私はフランス語を少し学ぶようになり、なんとなく喉の鳴らし方ぐらいは理解できるようになりました。
アンドレアちゃんも同じスイス人のパトリックもが私の下手な発音をゲラゲラ笑ってたのを今でも覚えています。
意味はなんと今後使うことが無さそうな「食器棚」らしいのですが…



ケアンズに留学される方はスイスの方が多いクラスでこのネタをふったらすぐに仲良くなれるかも!実際私もスイス人と仲良くなった際に何度もこの話題になり、みんな絶対笑うので空気が和やかになりましたよ!
ふじこもスイス人のお友達もみんな20歳以上だったので、よく学校帰りにぶらっとシティまで足を延ばしてカフェでフラットホワイトを飲んだり、パブで飲みながらまったりとそれぞれの国の違いを話したり、帰国したらどうするのか等、将来のことを語って交流を深めていました。


毎週金曜になると語学学校を卒業して帰国するお友達がいるので、その都度「さよならパーティ」と称して乾杯して連絡先を交換したり写真を撮ったり思い出を作っていました。


参考までにこちらはインフォメーションセンターで貰えるシティのマップです↓





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これぞ理想のホームステイ!
ケアンズではとてもやさしいお世話好きなお母さんがいるご家庭で可愛がってもらえました。
早朝にケアンズ到着でしたが空港の出口でホームステイのお父さんとお母さんが私の名前の手書き看板を持って立っていてくれました。



これぞホームステイ!という感動のご対面を味わえてうれしかったです
家に到着しおうち探検(平屋の一戸建てで古いけど広い、お庭もかなりひろびろ)をして、朝ごはん食べながら沢山おしゃべりしてお土産を渡してお部屋で荷ほどきをして、やっとリラックス。
そして観光ついでに町へ連れて行ってくれました。


おしゃべり好きのお母さん(マリリン)が沢山質問してくれるので私も必死に電子辞書を片手に頑張りました。



同じ学校に通うスイスイタリアンの女の子も同じ家にいて良い話し相手になってくれたのでラッキーでした!先にホームステイを始めた彼女には色々と質問できて助かりました。
ホームステイでは必ず各自個室を与えられるので自分の部屋があり、プライベートは守られます。
お母さんはパプアニューギニアがバックグラウンドの方。
明るく心の広い人で、ロンドンでの悲しいトラウマのような差別はなく娘のように接してくれました。
私の発音が悪くてわからないときも我慢強く耳を傾けてくれる人でしたし、優しく訂正もしてくれました。
それがありがたい経験です。



帰国後も連絡を取り合い、日本で地震があると心配してメールをくれてました。
私がオーストラリア人と結婚すると決まった時もケアンズで再会し、ちゃんと旦那さんをマリリンに紹介したほど彼女はオーストラリアでのお母さんでした。
勿論食事もみんな同じメニューを揃って取りますし(これ普通ですけどロンドン留学の際の辛い経験があったので当たり前なことに幸せを感じました)食後にはみんなでテレビを観ながらTIMTUM(ティムタム)のビスケットを頂くので滞在中にとっても体重が増えましたが、帰国したらすぐ元に戻るだろうと軽く考えており、ティムタムやラミントン、パブロヴァなどのオージーデザートを満喫してました。




オーストラリアで現地ネイティブが選ぶオージーデザートBEST3はまた別記事でも詳しくご紹介していますので是非そちらもご覧くださいね!
https://www.fujikotravel.com/australia-sweets/
水不足ゆえの…豪州あるある事件!
ここからが衝撃のふじこ。何を見たのか…
大抵夕食後は一緒に食器を洗います。
一緒に並んで食器を洗っていたのですが…。
基本的にオーストラリアはダブルシンクといってシンクが二つ並んでいます。


その1つに洗剤を入れて水をためておき、汚れた食器を浸けるのですが、その後に水ですすぎ洗いをすると思ったら、すすがずにそのまま…なんと泡がついたままフィニッシュ!
超衝撃的な場面を見てマリリンに



「え?マリリン…お水ですすがないの?まだ泡がついてるよー」と突っ込みましたが…
マリリンは「そーんなことお水がもったいないからこれで大丈夫よ。ほらキッチンタオルで拭いてちょうだいね」と…
「え、ほんとに?そんなことあるの?」
私は洗剤を食べているのねー


ちょっとトラウマです、今でも思い出すそのシーン。
でも、アンドレアちゃんにいたってはごく普通で全く問題はない様子でした。
それからは食事の度に食器を洗っている時の場面を思い出しましたが、お国事情なので方針を変えることはできず、私が気にしないように頑張りましたが、なかなか今でも思い出してしまう場面です。
オーストラリアで手洗いするときは、ため洗い、ためすすぎが基本です。
なのでシンクもダブルシンクが多いんですね。
勿論すすぎをちゃんとするご家庭もありますが、日本のようにジャージャーとは流さないです。
いたってあっさりと。
水がもったいないという理由です。特に田舎はその傾向が強いですね。
とはいえ、最近は食洗器が主流ですのでおそらく大丈夫。
都会で飲料水不足になることはありませんが、田舎の方は水不足になることはよくあるので、全国的に節水意識が高いです。
都会でも水不足の時は洗車はバケツでとか、庭でホースで水をまかないようにと言われた年もありました。
水不足が原因でご近所トラブルも発生するほどみんなが神経質になるときもあります。
そしてこの食器を洗う洗剤がもしや界面活性剤の入ってない自然に優しいものか?と確認しましたが、ガッツリ界面活性剤入りの普通の洗剤でした。


ただ、これはオーストラリアに限ったことではなくイギリスでもニュージーランドも似たり寄ったりのようです。
汚れが落ちればそれでいい、という基本姿勢で、東南アジアに至ってはもっと汚い水で洗っていたりです。
海外では結構平気なようです。
確かに世界のどこを見渡しても日本ほど水を潤沢に使える国はそんなにありませんから…私たちは恵まれていますね。
だからそういった習慣に慣れていない日本人はよく海外でお腹を壊すんですね、免疫がないし…納得です。
もしホームステイ先で同じ現場に出くわしたときは、もう見なかったことにして逞しくなるしかない⁉
もしくはその家族にお願いして改善してもらう?
でも、おかしいと思っていないから改善というのも変なんでしょうね…
ふじこも何もできないままでした。
when in Rome do as the Romans do
郷に入れば郷に従えです。



これが日本との文化の違いだね、豪州では至って普通の出来事だよ
そう、結局は慣れることにしました。
その時に思ったのが…
例えば海外の映画やドラマでお風呂のシーンがあります。
浅めのバスタブ、あわたっぷりのお湯、バスローブが想像できますよね?


欧米の人たちは、泡がたっぷりのお風呂にドボンと入ります。
お湯の中につかりながら体を洗います。頭も全部(たまにすぐ隣にシャワーありますが)
バスタブから出るときには泡を落とさずに、そのままタオルでぬぐってしまうのです。
タオルを使わずに、泡がついたままバスローブを羽織ってしまう人もいます。
バスローブはタオルも兼ねているということですから。
さすがにお風呂のお湯はシェアしませんが、きっとそんな感覚で食器のすすぎも必要ないという認識だと受け取ってもらえたら理解できるかな、と思います。



もし同じような状況が発生した場合のことを考えて、心づもりだけはしておくといいかもしれませんね!そして水不足の問題が背景にあることも理解すべきポイントです
こじんまりな町ケアンズ


世界最長の国道1号線のスタート地点がここケアンズにあります。



オーストラリア大陸を1周する長さでなんと約1万4000km!ちなみに東京からケアンズまでは約6000kmだからいかに長い国道かってことだよね~
なんでも大きい、そしてみんなタフ!
人の心も大陸に比例してるなとよく感じました。


学校はケアンズの中心地エスプラネードから徒歩圏内で比較的便利。
学校帰りにはシティで遊ぶことも可能、とはいえ小さな町なのですぐに誰かに会います。
いい感じに田舎でコンパクトです。
子供ができてからもオーストラリアへ帰省する際にケアンズで何度か宿泊しましたが、シティにラグーンができていて景観が一気に良くなりました!
ちびっ子を遊ばせることが出来ますし、ゆったり足をつけてまったりするにも便利なスペースです。



私が留学していたころはラグーンもダイソーもなくて、エスプラネードからの景色はもっと退屈なものでしたが今は大違い!


その他滞在中に現地で日本人が運営しているツアーなどを申し込めるスペースに足を運んだり、フリーペーパーを入手すると便利な情報がゲットできますので是非情報収集に活用してくださいね!




コアラを抱っこできる州【QLD】クイーンズランド
ケアンズはQLD州(クイーンズランド州)に属するのでコアラと触れ合える体験も可能です。





コアラを抱っこする際は、コアラの爪が服に引っかかりやすいので、その日のお洋服には充分ご注意してね~
ケアンズの動物園は4つ、近郊のポートダグラスにもう1つあるので、ケアンズ旅行で訪れることができる動物園は全部で5つあります。
- ケアンズ ワイルドライフ ドーム
- ハートリーズ クロコダイル アドベンチャーズ
- キュランダ コアラ ガーデンズ
- レインフォレステーション ワイルドライフ パーク
- ポートダグラス ワイルドライフ ハビタット



ケアンズの観光スポットはまた別記事でもご案内しますね~
まとめ
ケアンズは皆さんが思い浮かべる他のシドニーやゴールドコーストなどと比較すると本当に田舎です。
だからこその自然がたっぷり、だれも急いでいない…時間もゆっくり流れる街。
人も穏やかで、より優しいイメージです。
今も見かけるかはわからないですが、特に乾季は朝のバス通学の際に子供、大人関係なく裸足で歩いている人も。
貧しいからというわけでもなく単にワイルド、逞しいんですね。
ケアンズでは日本では見れない動物が沢山観ることができますし、
「カモノハシ探検ツアー」なんていう驚きのツアーまで存在します。
ワニバーガーもあればカンガルーのステーキも食べることが出来る!
私はどちらも経験ありですが、ワニは淡白でおいしかったですよ。
カンガルーはかなり歯ごたえ有りで牛肉よりも少しワイルド感がある感じです。
もしチャンスがあればぜひお土産話にもなりますし、どんなことでもチャレンジしてみて下さいね!
ケアンズに降り立ったら絶対ここは抑えてほしい!ポイントの記事もあわせてごらんくださいね!



グリーン島ツアー、気球、ラフティング、スカイジャンプ、スキューバ等アクティビティの選択肢が沢山ありますので、ぜひ興味のあるツアーに参加して楽しい思い出を作ってください!
以上ふじこのケアンズホームステイ体験記でした。
最後まで読んでくださってありがとうございました!
ケアンズを訪れるみなさんのお役に立てたら幸いです



