オーストラリアの英文レジュメ(Resume)の書き方【テンプレ付き】|ワーホリ・留学生の仕事探し

オーストラリアで仕事探しを始めるとき、最初にぶつかる壁が英文レジュメ(Resume)。「日本の履歴書を英語にすればいいんでしょ?」と思ったら大間違い!実は書く内容も、書いてはいけない内容も、日本とはまったく違うんです。
この記事では、ワーホリ・留学生向けに、オーストラリア式レジュメの書き方をそのまま使える英語テンプレート付きで解説します。カフェやレストランなどのカジュアルジョブに応募する方を想定していますが、基本はどの仕事でも同じですよ📝
私も最初「証明写真はどこに貼るの?」って思ってた…。オーストラリアのレジュメに写真は不要です!
日本の「履歴書」とは別物!まずは違いを知ろう
日本の履歴書は決まったフォーマットに沿って書きますが、オーストラリアのレジュメは自由形式。そして一番の違いは、差別防止の観点から、写真・年齢・性別などの個人情報を書かないことです。
写真・年齢・性別で採否を判断するのは差別にあたる、という考え方なんだよ。日本の感覚で書いちゃうと「ルールを知らない人」に見えちゃうから気をつけて🐨
レジュメの基本構成|この順番で書けばOK
オーストラリアのレジュメは、上から順にこの6つのセクションを並べるのが定番です。
日本の履歴書とは少々事情が変わってきます。
セクション別の書き方と英語例文
① Contact Details|ビザと働ける曜日も書くのがコツ
名前・携帯番号・メールアドレス・住んでいるサバーブ(地区名)を書きます。番地までの詳しい住所は不要。そしてワーホリ・留学生は、ビザの種類(=合法的に働けること)と、働ける曜日・時間帯を書いておくと採用担当者に親切です。カジュアルジョブは「土日も入れる人」が歓迎されますよ。
例:
Visa: Working Holiday visa (subclass 417) — full work rights
Availability: Monday to Sunday, including evenings and weekends
② Summary|2〜3文で「私を雇うメリット」を伝える
長い自己PRは読まれません。「どんな経験があって、何ができて、どんな仕事を探しているか」を2〜3文でまとめましょう。
例:
Friendly and reliable customer service professional with 3 years of experience in busy cafés in Tokyo. Fluent in Japanese with conversational English. Looking for a casual waitstaff position.
(東京の忙しいカフェで3年の接客経験がある、フレンドリーで頼れるスタッフです。日本語ネイティブ・英語は日常会話レベル。カジュアルのホールスタッフの仕事を探しています)
③ Work Experience|日本での職歴は立派なアピール材料
「日本のバイト経験なんて書いていいの?」→むしろ書いてください!
日本の接客経験はオーストラリアで高く評価されます。新しい順に「仕事名・店名・都市・期間」を書き、その下にやっていたことを動詞から始まる箇条書きで2〜4個並べます。
日本のバイトはこんな風に英語にできます:
箇条書きはServed(接客した)、Handled(担当した)、Trained(教育した)、Prepared(準備した)、Managed(管理した)のような動詞で始めると、それらしくなります。数字を入れられるとさらに強い!(例:Served 200+ customers per day=1日200人以上を接客)
④⑤ Education と Skills|資格があればここでアピール
学歴は最終学歴だけでOK。Skillsには言語(Japanese: native は立派なスキル!)、パソコンスキル、そして資格を書きます。特に飲食系で働きたい人は、お酒を提供するために必要な資格「RSA」を取っておくと仕事の幅がぐんと広がります(州ごとに認定が異なるので、働く州のRSAをオンラインで取得しましょう)。
建設現場系ならWhite Cardという資格もあります。
⑥ References|「求められたら提出します」でOK
Referencesは、あなたの働きぶりを証言してくれる人(前の職場の上司など)のこと。オーストラリアではよくチェックされますが、来たばかりで頼める人がいなければ“Available upon request”(ご要望に応じて提出します)と書いておけば大丈夫。現地で最初の仕事を経験したら、その上司に頼んで追加しましょう。
そのまま使える!英文レジュメのテンプレート
ここまでの内容を1枚にまとめると、こんな形になります。名前や経歴を自分のものに置き換えて使ってくださいね。
HANAKO SATO
Mobile: 04XX XXX XXX | Email: hanako.sato@email.com | Northbridge, WA
Visa: Working Holiday (subclass 417) — full work rights
Availability: Monday to Sunday, including evenings and weekends
SUMMARY
Friendly and reliable customer service professional with 3 years of experience in busy cafés in Tokyo. Fluent in Japanese with conversational English. RSA certified. Looking for a casual waitstaff position.
WORK EXPERIENCE
Café Staff — ABC Coffee, Tokyo, Japan
April 2023 – February 2026
- Served 200+ customers per day in a fast-paced environment
- Handled the cash register and daily sales reports
- Trained 5 new staff members
EDUCATION
Bachelor of Economics — XYZ University, Tokyo (graduated March 2023)
SKILLS & CERTIFICATES
- Languages: Japanese (native), English (conversational)
- RSA — Responsible Service of Alcohol (WA)
- Barista skills: espresso machine operation, latte art
REFERENCES
Available upon request



スペルミスは「仕事も雑な人かも」と思われて一発アウトになりがち。送る前に必ず読み直して、できればネイティブや英語が得意な人にチェックしてもらってね。
そして必ず連絡のつく携帯番号も必要ですので、抜かりなく!
これはNG!日本の感覚でやりがちな失敗


オーストラリアでは差別防止の考え方から、これらの個人情報をResumeに記載するのが一般的ではありません。必要な場合は採用後の手続きで確認されるため、応募時のResumeには記載しなくて大丈夫です。
カバーレターは必要?
カバーレター(応募の挨拶文)は、オフィスワークなどきちんとした求人では必要ですが、カフェやレストランのカジュアルジョブなら短いメール文で十分なことがほとんど。オンライン応募なら、こんな一言を添えましょう。
Hi, my name is Hanako. I’m writing to apply for the waitstaff position advertised on Seek. I have three years of café experience in Japan and I’m available any day including weekends. Please find my resume attached. I’d love the opportunity to meet you. Thank you!
完成したら:応募のコツと仕事の探し方
レジュメができたら、いよいよ応募です。オーストラリアの主な仕事の探し方はこちら:
- 求人サイト:Seek(最大手)、Indeed、Jora など。PDFにしたレジュメを添付して応募
- 日本語の求人サイト:日豪プレス、JAMS.TV など。日本食レストランの求人が多く、最初の仕事にしやすい
- 直接手渡し(Resume Drop):印刷したレジュメを持ってお店を回る、オーストラリアでは定番の方法。カフェなら忙しいランチタイムを外した午後がおすすめ
ファイルで送るときは、ファイル名を「HanakoSato_Resume.pdf」のように自分の名前入りにするのを忘れずに。「resume(3).pdf」のままだと、たくさんの応募に埋もれてしまいます。それから、応募先から電話がかかってくるので、つながる携帯番号(現地SIM)の準備もお忘れなく↓


私はレジュメを印刷して持ち歩いてたよ。お店の人に直接渡すと顔を覚えてもらえるから、オンライン応募より返事が来やすい気がする!



S子は日本食レストランと日本語の家庭教師、2つの仕事をゲットしました。日本語と日本での経験は、ちゃんと武器になりますよ!
まとめ|レジュメは「自分カタログ」。堂々といこう!
オーストラリアのレジュメは、決まりごとを守るための書類ではなく、「私はこんなことができます」を伝えるカタログ。写真も年齢もいらない代わりに、経験とできることをしっかり書きましょう。
- 写真・年齢・性別は書かない(日本との最大の違い!)
- 構成は「連絡先 → Summary → 職歴 → 学歴 → スキル → References」の6つ
- 日本でのバイト経験も立派な職歴。動詞始まりの箇条書きでアピール
- 飲食系ならRSAを取っておくと有利
- 働くにはTFN(タックスファイルナンバー)も必要。あわせて準備を↓




仕事探しの全体の流れは「到着後の完全ロードマップ」のSTEP5でも解説してるよ。がんばってね🐨
少しでもお役に立てたら幸いです❤️






