オーストラリアのスーパーアニュエーションは帰国後に引き出せる!DASP申請ガイド【2026年版】|ワーホリは税率65%に注意

オーストラリアで働くと、お給料とは別にスーパーアニュエーション(Superannuation=積立年金)が自動で積み立てられています。実はこのお金、帰国したら引き出せるって知っていましたか?この手続きがDASP(Departing Australia Superannuation Payment)です。
数ヶ月働いただけでも数百ドル〜数千ドル貯まっていることが多く、申請しないとそのまま置き去りに。この記事では2026年時点の最新情報をもとに、DASPの仕組み・税率・申請の流れをわかりやすく解説します。
私はまだ帰国の予定はないけど、いつか帰るときのために保存版!バイトでもちゃんと積み立てられてるんだって😳
※タックスリターン(所得税の還付)とは別の手続きです。そちらはこちらの記事でどうぞ👇


DASPってなに?そもそもスーパーアニュエーションとは
オーストラリアでは、雇用主が給料の12%相当額(2025年7月から)を、給料とは別に従業員のスーパー口座(年金の積立口座)に払い込むルールになっています。留学生のアルバイトでもワーホリでも、条件を満たせば対象です。
本来は老後のためのお金ですが、ワーホリや留学生のような一時ビザの人がオーストラリアを完全に離れる場合は、特別に引き出しが認められています。これがDASP。出国後にオンラインで申請でき、申請自体は無料です。
給料明細に「Super」って項目があったら、それが積み立てられてる証拠だよ🐨 いくら貯まってるかは、基金のアプリやmyGovで確認できるよ!
対象になる人|3つの条件
次のすべてに当てはまると申請できます。
- ✈️ オーストラリアを出国している
- 🛂 持っていた一時ビザ(ワーホリ417/462・学生ビザなど)が失効またはキャンセル済み
- 🌏 オーストラリアの市民・永住者ではない(ニュージーランド市民も対象外。別制度があります)
ポイントは2つ目。帰国してもビザの有効期間が残っていると申請できません。ビザが切れるのを待つか、内務省(Home Affairs)にビザの失効手続きを依頼することもできます。
ここが肝心!税率はワーホリ65%
DASPには受け取り時に税金がかかります。そしてこの税率が、なかなか強烈です。



たとえばワーホリでスーパーが$3,000貯まっていたら、手取りは$1,050。「え、少な!」と思うけど、申請しなければ$0。もらえるものはもらっておこう!
「65%も引かれるなんて…」とガッカリしますよね。でもこの税率は法律で決まっているもので、どの代行業者に頼んでも変わりません。「税率を安くします」という業者がいたら詐欺なので注意してください。
申請の流れ|出国前の準備がカギ
申請そのものは出国後ですが、必要な情報は滞在中のほうが集めやすいもの。出国前の準備までセットで覚えておきましょう。
🌐 ATO公式サイト:Departing Australia superannuation payment (DASP)(URLが .gov.au で終わっているのが本物の目印!申請フォームへのリンクもこのページにあります)



申請フォームは出国前に入力して保存だけしておくこともできます。送信は出国&ビザ失効後。記憶が新しいうちに入力しておくとラクですよ!
必要なものチェックリスト
- ✅ TFN(タックスファイルナンバー) ※なくても申請できますが、あると照会がスムーズです
- ✅ パスポート番号(滞在時に使っていたもの)
- ✅ スーパー基金の情報(基金名・会員番号・USI)
- ✅ 受け取り用の銀行口座(オーストラリアの口座を残しておくと受け取りがスムーズ。閉じた場合は日本の口座でもOK)
残高が$5,000を超える場合は、基金によっては内務省発行の「出国証明(Certification of Immigration Status)」を求められることがあります。ただしATOのオンラインシステム経由ならビザ状況が電子的に確認されるため、原則そのまま申請できます。


放置するとどうなる?|6ヶ月ルール
出国とビザ失効から6ヶ月以上そのままにすると、スーパーは「未請求のお金」としてATOに移管されます。移管後も請求はできますが、手続きの窓口が変わってひと手間増えます。
また、スーパー口座は放置している間も口座維持費や保険料が引かれ続けることがあります。つまり待てば待つほど目減りする可能性が。帰国したら早めの申請がおすすめです。
よくある質問
Q. 何年も前に帰国したけど、今からでも申請できる?
できます。DASPに期限はありません。6ヶ月を過ぎてATOに移管されている場合も、同じDASPオンラインシステムから請求できます。「昔ワーホリしてた」という人は、忘れているお金がないか確認してみる価値ありです。
Q. 申請にお金はかかる?
ATOのオンラインシステムでの申請は無料です。「代行します」という業者は手数料(残高の数%〜)を取るので、まずは自分でやってみるのがおすすめ。この記事の手順どおりなら十分自分でできます。
Q. 学生ビザからワーホリに切り替えた場合は?
ワーホリ(417/462)の期間に積み立てた分があると、原則全体に65%が適用されます。ビザ履歴によって扱いが変わるので、金額が大きい場合はATOに確認すると安心です。
まとめ
- 働いた人はスーパーアニュエーションが貯まっている。帰国したらDASPで引き出せる
- 条件は「出国済み+ビザ失効済み+永住者でない」の3つ
- 税率はワーホリ65%・その他一時ビザ35%。それでも申請しないよりずっといい
- 申請はATOのオンラインシステムで無料。支払いは基金到着から28日以内
- 基金名・会員番号・USI・TFNは出国前にメモしておくのが最大のコツ
- 放置すると6ヶ月でATO移管&手数料で目減り。早めに申請を
帰国前後の手続きは、タックスリターンとセットでどうぞ✈️












