オーストラリアのタックスリターン(確定申告)のやり方【2026年版】|留学生・ワーホリは払いすぎた税金が戻ってくる⁉

オーストラリアで働いたら、年に一度やってくるのがタックスリターン(Tax Return=確定申告)。「難しそう…」「英語でできるかな…」と身構えてしまいますが、実はスマホやパソコンから30分ほどで完了します。しかも留学生やワーホリの方は、払いすぎた税金が数万円〜十数万円戻ってくることも珍しくありません。
この記事では2026年時点の最新情報をもとに、タックスリターンの流れ・必要なもの・注意点をわかりやすく解説します。
バイト2つ掛け持ちしてた私も初挑戦!「税金が戻ってくるかも」って聞いたら、急にやる気が出てきた😊
タックスリターンってなに?
オーストラリアの税年度(タックスイヤー)は7月1日〜翌年6月30日。年度が終わると、「この1年でいくら稼いで、いくら税金を払ったか」をオーストラリア国税局(ATO)に申告します。これがタックスリターンです。
お給料からは毎回、税金が多めに天引き(源泉徴収)されています。タックスリターンで正しい税額を計算し直して、払いすぎた分が銀行口座に返金(リファンド)される——だから「やらないと損」な手続きなんです。
申告期間は7月1日〜10月31日!日本の確定申告(2〜3月)とは時期が違うから注意してね🐨
やる必要があるのはどんな人?
- 💼 この1年(2025年7月〜2026年6月)にオーストラリアで働いて、給料から税金が引かれた人 → 全員対象
- 🎓 留学生のアルバイトも対象。むしろ非課税枠があるので、戻ってくる金額が大きいことが多い
- ✈️ ワーホリの人も対象。年度の途中で帰国する場合は、出国前に「早期申告」もできます
- 🏖 観光だけで働いていない人は不要です
いくら戻ってくるの?ざっくり計算のしくみ
今回申告する2025-26年度の税率はこちら(税務上の「居住者」の場合)。
留学生のアルバイトの場合
6ヶ月以上滞在する留学生は多くの場合「居住者」扱いなので、年間$18,200までは非課税。それなのにバイト代からは税金が引かれていることが多いため、引かれた分がほぼ全額戻ってくるケースがよくあります。
私も年間の収入は$18,200以下だったから、引かれてた税金が全部戻ってきたよ!ちょっとしたボーナスみたいで嬉しい✨
ワーキングホリデーの場合
ワーホリ(サブクラス417/462)は非課税枠がなく、最初の$45,000まで一律15%。雇用主が正しく15%で源泉徴収していれば返金は少なめですが、掛け持ちや途中でビザが変わった人は払いすぎになっていることがあるので、申告して確認する価値ありです。



TFNの記事でも紹介した通り、2026年7月から居住者の税率は16%→15%に下がりました。ただし今回申告するのは「値下げ前」の2025-26年度分なので、上の表の税率で計算されますよ!
必要なもの
- ✅ TFN(タックスファイルナンバー) まだの人は先にこちらの記事からどうぞ
- ✅ myGovアカウント(オーストラリア政府のオンライン窓口。無料で作成できます)
- ✅ オーストラリアの銀行口座(返金の受け取り先)
- ✅ 雇用主からの収入証明(Income Statement) 今は自動でATOに届くので、自分で用意するものはほぼありません




申告方法:myTaxならオンラインで30分
申告はATOの無料オンラインシステム「myTax(マイタックス)」で完結します。
🌐 ATO公式サイト:Your tax return(URLが .gov.au で終わっているのが本物の目印!)



7月1日になってすぐ申告するより、7月下旬まで待つのがコツ。データが揃う前に出すと、間違いのもとになるよ🐨
経費(Deduction)ってなに?
仕事のために自腹で払ったお金は、所得から差し引けます。差し引いた分だけ税金が減る=返金が増えるしくみです。
- 👕 制服・作業着や、その洗濯代
- 🚗 仕事中の移動費(自宅と職場の通勤は対象外)
- 📱 仕事で使ったスマホ代・勉強代の一部
ただしレシートなどの証拠が必要。「よくわからないのに適当に入れる」のはNGです。バイト中心の留学生・ワーホリなら、経費ゼロでもまったく問題ありません。
大切な注意点
- 🔒 「還付金があります」というSMS・メールは詐欺を疑って! ATOがメールのリンクから個人情報を入力させることはありません。必ずmyGovに自分でログインして確認を
- 📅 自分で申告するなら締め切りは10月31日。税理士(Tax Agent)に頼むと期限が延びますが、10月31日までに依頼の登録が必要です
- 💸 myTaxでの申告は無料。「代行します」という非公式サイトの手数料に注意。ちなみに帰国後でも海外から申告できます



偽サイト・詐欺メッセージの手口はETAやTFNのときとそっくり。見分け方はETAの記事でおさらいしてね!


帰国するワーホリ・留学生はスーパーも忘れずに
オーストラリアを完全に離れるときは、働いていた間に積み立てられたスーパーアニュエーション(企業年金)を出国後に引き出せます(DASP)。こちらはタックスリターンとは別の手続き。詳しくはこちらの記事で解説しています↓


まとめ
- タックスリターンはオーストラリアの確定申告。申告期間は7月1日〜10月31日
- 働いて税金を引かれた人は全員対象。留学生は払いすぎた分がほぼ全額戻ってくることも
- myGov+myTaxでオンライン・無料・30分。収入データは自動入力される
- 7月下旬以降に申告するのがスムーズ
- 返金は通常2週間前後で銀行口座へ
- 「還付金」をかたる詐欺SMSに注意。必ずmyGovから自分でログイン
渡航準備から仕事探しまでの全体の流れは、こちらのロードマップでどうぞ✈️







